2008.02.09
The Last Leaf - 2 - 『最後の一葉』
『最後の一葉』 -2- by O・ヘンリー
●
At the top of a *squatty, three-story brick Sue and Johnsy had their studio. "Johnsy" was familiar for Joanna. One was from Maine; the other from California. They had met at the *table d'hote of an Eighth street "Delmonico's," and found their tastes in art, chicory salad and bishop sleeves so congenial that the joint studio resulted.
●●
That was in May. In November a cold, unseen stranger, whom the doctors called Pneumonia, stalked about the colony, touching one here and there with his icy fingers. Over on the east side this *ravager *strode boldly, *smiting his victims by *scores, but his feet *trod slowly through the maze of the narrow and moss-grown "places."
●●●
Mr. Pneumonia was not what you would call a *chivalric old gentleman.
A *mite of a little woman with blood thinned by California *zephyrs was hardly fair game for the red-fisted, short-breathed old *duffer.
But Johnsy he *smote; and she lay, scarcely moving, on her painted iron bedstead, looking through the small Dutch window-panes at the blank side of the next brick house.
*squatty:ずんぐりした
*table d'hote:定食
*stalk:ゆったりとした、(病気などが)蔓延する
*ravager :破壊行為、惨殺
*strode:strideの過去、闊歩する
*smit:強打する、打ちのめす
*score:(古)20
*trod: treadの過去。踏み固めて歩く、舞う、踊る
*chivalric: 騎士道の
*mite: a mite of ごく少量の
*zephyr:そよ風、微風
*duffer:とんま、役立たず、いんちき商人
*smote:smiteの過去、強打する
●
ずんぐりしたの煉瓦造りの3階建に、スーとジョンズィーがアトリエを持っていた。「ジョンズィー」はジョアンナの愛称だ。ひとりはメイン州、もうひとりはカリフォルニアから来ている。
彼女たちは8番街の「デルモニコ」の定食で出会い、お互い、絵画、チコリのサラダとビショップスリーブの趣味に意気投合し、アトリエを共有することになったのだ。
●●
それは5月のことだった。
医者の言うには11月に入って、ハイエンという名の冷酷なよそ者がコロニーに忍び寄ってきた。そいつはその冷たい指でそこここを撫でまわしては東地区を闊歩し、何十もの犠牲者を作った。しかしこの狭くて苔むした「プレイス」の迷路を足を踏み入れるとその足取りがもたつかせた。
●●●
Mr.ハイエンは騎士道を持った老紳士なんてものではない。
カリフォルニアのそよ風で血の気の薄くなったようなカヨワイ小娘を イカサマ師がハッハと息を吹きかけながら赤い拳を振りかざすなんざぁ、到底フェアなゲームじゃぁない。
しかし奴はジョンズィーにとりついたのだ。彼女は色をのせた鉄のベッドに横たわり、小さなオランダ窓から隣のレンガ家のがらんとした端っこを眺めるだけで、身動きできなくなってしまっていた。
ふぅ~、むずかしかったぁ・・・ ><)
私のそばで和訳を手伝ってくれる人、<募集>でござりまするぅ~~~~!
また雪になりました。
私、「あ、雪になってる!」
夫が珍しく機敏に立ち上がり、カメラを持って玄関へ向かう。
私も負けじと自分のカメラを持って、夫を払いのけるように玄関に向かう。
夫、「薄化粧を撮らなくちゃ!」
私、「だったらここにも薄化粧がいるわよ。撮って撮って。」
夫、「そだね。でもこっちは厚化粧したら撮ってあげる。」
ふんっ・・・
●
At the top of a *squatty, three-story brick Sue and Johnsy had their studio. "Johnsy" was familiar for Joanna. One was from Maine; the other from California. They had met at the *table d'hote of an Eighth street "Delmonico's," and found their tastes in art, chicory salad and bishop sleeves so congenial that the joint studio resulted.
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That was in May. In November a cold, unseen stranger, whom the doctors called Pneumonia, stalked about the colony, touching one here and there with his icy fingers. Over on the east side this *ravager *strode boldly, *smiting his victims by *scores, but his feet *trod slowly through the maze of the narrow and moss-grown "places."
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Mr. Pneumonia was not what you would call a *chivalric old gentleman.
A *mite of a little woman with blood thinned by California *zephyrs was hardly fair game for the red-fisted, short-breathed old *duffer.
But Johnsy he *smote; and she lay, scarcely moving, on her painted iron bedstead, looking through the small Dutch window-panes at the blank side of the next brick house.
*squatty:ずんぐりした
*table d'hote:定食
*stalk:ゆったりとした、(病気などが)蔓延する
*ravager :破壊行為、惨殺
*strode:strideの過去、闊歩する
*smit:強打する、打ちのめす
*score:(古)20
*trod: treadの過去。踏み固めて歩く、舞う、踊る
*chivalric: 騎士道の
*mite: a mite of ごく少量の
*zephyr:そよ風、微風
*duffer:とんま、役立たず、いんちき商人
*smote:smiteの過去、強打する
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ずんぐりしたの煉瓦造りの3階建に、スーとジョンズィーがアトリエを持っていた。「ジョンズィー」はジョアンナの愛称だ。ひとりはメイン州、もうひとりはカリフォルニアから来ている。
彼女たちは8番街の「デルモニコ」の定食で出会い、お互い、絵画、チコリのサラダとビショップスリーブの趣味に意気投合し、アトリエを共有することになったのだ。
●●
それは5月のことだった。
医者の言うには11月に入って、ハイエンという名の冷酷なよそ者がコロニーに忍び寄ってきた。そいつはその冷たい指でそこここを撫でまわしては東地区を闊歩し、何十もの犠牲者を作った。しかしこの狭くて苔むした「プレイス」の迷路を足を踏み入れるとその足取りがもたつかせた。
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Mr.ハイエンは騎士道を持った老紳士なんてものではない。
カリフォルニアのそよ風で血の気の薄くなったようなカヨワイ小娘を イカサマ師がハッハと息を吹きかけながら赤い拳を振りかざすなんざぁ、到底フェアなゲームじゃぁない。
しかし奴はジョンズィーにとりついたのだ。彼女は色をのせた鉄のベッドに横たわり、小さなオランダ窓から隣のレンガ家のがらんとした端っこを眺めるだけで、身動きできなくなってしまっていた。
ふぅ~、むずかしかったぁ・・・ ><)
私のそばで和訳を手伝ってくれる人、<募集>でござりまするぅ~~~~!
また雪になりました。
私、「あ、雪になってる!」
夫が珍しく機敏に立ち上がり、カメラを持って玄関へ向かう。
私も負けじと自分のカメラを持って、夫を払いのけるように玄関に向かう。
夫、「薄化粧を撮らなくちゃ!」
私、「だったらここにも薄化粧がいるわよ。撮って撮って。」
夫、「そだね。でもこっちは厚化粧したら撮ってあげる。」
ふんっ・・・
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うふ!新しいお話が始まったんですね~♪
ハイエン=肺炎ですかに?
昔は怖い病気でしたね。
今日は横浜に来ています。
朝から雪がちらつき・・・・・・静岡に比べるとホント、さむい。
陸猿も風邪っぽいので、お家にこもることに決定~♪
ハイエン=肺炎ですかに?
昔は怖い病気でしたね。
今日は横浜に来ています。
朝から雪がちらつき・・・・・・静岡に比べるとホント、さむい。
陸猿も風邪っぽいので、お家にこもることに決定~♪
■ akke
静岡との差ってこういうときに特に感じるのかもね。
うがいして、あったかくして、風邪ひかないようにね。
引いたら、うちこないでねーーー。
静岡との差ってこういうときに特に感じるのかもね。
うがいして、あったかくして、風邪ひかないようにね。
引いたら、うちこないでねーーー。
うん、何となく難しいのが伝わったよ。
私の場合、今までのも十分難しいけどね
関東地方は寒いみたいね~
風邪、ぶり返さんごつね~~~
私の場合、今までのも十分難しいけどね
関東地方は寒いみたいね~
風邪、ぶり返さんごつね~~~
■ はるちゃん、
わたし、RSSフィードで皆さんのブログの更新を知っているのだけれど、
今日ははるちゃんのRSSが何度も何度も来たの。何十日分がなんと10数回。
そのたびに消して。んも~、なんで~~? はるちゃんに会ったらぶん殴りたい気分。(^^;
わたし、RSSフィードで皆さんのブログの更新を知っているのだけれど、
今日ははるちゃんのRSSが何度も何度も来たの。何十日分がなんと10数回。
そのたびに消して。んも~、なんで~~? はるちゃんに会ったらぶん殴りたい気分。(^^;
「最後の一葉」ってこんな難しかったでしたっけ?? 大昔読んだ本はきっと英語学習者向けに要約された文章だったのかもしれない。知っているお話なので・・・なんて前のコメントに書いたけどとんでもないですね。言葉も普段はあまり使わないものが多いみたい。今は私の英語の先生である息子に現代小説の英語との比較を後で聞いてみよう。
ところで、Rickeyさん、存じてますよ~。ジャズのBGMのRickeyさんですよね。たまにお邪魔してます。お仲間に誘ってもらって嬉しかったです。
夫、「そだね。でもこっちは厚化粧したら撮ってあげる。」「ふんっ。」→ 笑わせてもらいました。Thanks!
追伸:米国時間の2月9日の朝、コメントしようと何度も試みたのですが何故かコメントが入りませんでした。
ところで、Rickeyさん、存じてますよ~。ジャズのBGMのRickeyさんですよね。たまにお邪魔してます。お仲間に誘ってもらって嬉しかったです。
夫、「そだね。でもこっちは厚化粧したら撮ってあげる。」「ふんっ。」→ 笑わせてもらいました。Thanks!
追伸:米国時間の2月9日の朝、コメントしようと何度も試みたのですが何故かコメントが入りませんでした。
Posted by Vivian at 2008.02.10 09:58 | 編集
■ Vivianさん、
O.Henryの作品はいつも最初が入りにくいんです。擬人化を好んで使うらしく、
英語もわからない、英語圏も知らない、その時代も知らない私にはとっても
入っていきにくいです。
でも次からわかりやすくなりますからね。今回だけ我慢してくだされ。
コメントを入れられなかった件、こちらにはあいにく見当つきません。
FC2の気まぐれかも。
O.Henryの作品はいつも最初が入りにくいんです。擬人化を好んで使うらしく、
英語もわからない、英語圏も知らない、その時代も知らない私にはとっても
入っていきにくいです。
でも次からわかりやすくなりますからね。今回だけ我慢してくだされ。
コメントを入れられなかった件、こちらにはあいにく見当つきません。
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